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花粉症外来

花粉症外来について(減感作療法のすすめ)

花粉症外来について

ヘルスマネージメントクリニック西新宿では、今や国民病とも言える花粉症を診療する「花粉症外来」を開設しております。
花粉症の症状の現れ方は人によってさまざまです。ライフスタイルを考慮した、短期・長期の両方からの視点で治療計画を立てる必要があります。
39項目のアレルゲンについて調べられるアレルギー検査「View39」にも対応しておりますので、花粉症だけでなく、食物アレルギー、ハウスダストアレルギーなどの診断・治療も可能です。
また、スギ花粉シーズンに入る前から始める「減感作療法」は保険適応のある予防的な治療です。毎年スギ花粉のお悩みの方は是非、当院へご相談ください。(相談は無料)

花粉症外来ご予約もコチラ→ 内科外来予約

当院の花粉症外来の特徴

  • 一人ひとりに合った最適な治療をご案内
  • お昼休憩なし!午前10時~午後6時まで診療
  • お忙しい方のための長期処方も対応可能
  • 「西新宿駅」直結!駅近クリニックで通いやすい
  • クレジット払い推奨で後払いも可能!

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そもそも花粉症とは?

そもそも花粉症とは?花粉症とは、スギ、ヒノキ、ブタクサなどの植物の花粉が鼻や目の粘膜から入り込んだ時に起こるアレルギーの総称です。鼻水・鼻づまり・くしゃみといった鼻の症状、目のかゆみ・充血・涙が溢れる・目やにといった目の症状などが見られます。
原因となる花粉は人によって異なり、上記の症状はその花粉が飛散する時期にのみ、現れます。

花粉症になりやすい人の特徴

どれだけ健康に気を使っている人でも、花粉症になることがあります。その人の体質、育ってきた環境などによって、花粉症になりやすい・なりにくいといった違いが出ると言われています。
中でも、以下に該当する人は、そうでない人と比べると花粉症になりやすいと言えます。

  • 花粉症の家族歴がある
  • 都市部に住んでいる
  • 食事の偏りがある
  • 過度の身体的・精神的ストレスがある
  • 生後間もない時期に多くの花粉にさらされた

花粉症(アレルギー)の症状チェック

花粉症の症状は、アレルギー性結膜炎として目に現れる症状、アレルギー性鼻炎として鼻に現れる症状、その他の症状に分けられます。

目の症状

目の症状
  • 目のかゆみ
  • 目の充血
  • 涙が溢れる
  • ゴロゴロとした異物感
  • 目やに
  • かすみ目
  • 光の眩しさ

鼻の症状

鼻の症状
  • サラサラとした鼻水
  • しつこい鼻づまり
  • 連続したくしゃみ

その他の症状

その他の症状
  • 皮膚のかゆみ
  • のどのかゆみ
  • 微熱
  • 倦怠感
  • 頭の重い感じ
  • 口の渇き
  • 味覚障害

上記の症状が重なることにより、イライラ、不眠、集中力低下などが生じることもあります。

今日、花粉症が
ひどいのはなぜ?
時期ごとの花粉症の原因

花粉症の原因は、植物の花粉です。本来であれば有害ではない花粉に対して、必要以上に免疫が働いてしまうことで、さまざまな症状が現れるのです。
通常、原因となる花粉が飛散している時期にのみ、症状が現れます。2つ以上の花粉のアレルギーがあり、1年のうち長い期間、症状にお困りという方もいらっしゃいます。

スギ:2月上旬~4月下旬

スギ:2月上旬~4月下旬

花粉症の原因としてもっとも多いのが、スギ花粉です。花粉症全体の7割を、スギ花粉症が占めていると言われています。

ヒノキ:3月~5月

ヒノキ:3月~5月

2番目に多いのが、ヒノキ花粉症です。ヒノキは特に花粉の飛散距離が長いと言われています。

ブタクサ:8月~10月

スギ花粉、ヒノキ花粉に次いで多いのが、ブタクサ花粉症です。ブタクサは背の低い植物であり、花粉はあまり遠くまで飛ばないと言われています。

ヨモギ:8月~10月

ブタクサと同じ時期、ヨモギも花粉を飛ばします。都市部の空地、河川敷などにも群生する、身近な植物です。

ハンノキ:3月~5月

スギ花粉症の人のうち、約20%がハンノキの花粉にも反応すると言われています。

イネ科:3月下旬~10月

ネズミホソムギやカモガヤ、オニウシノケグサ、ハルガヤといったイネ科植物の花粉が原因となります。花粉の飛散距離の短い植物です。

シラカバ:4月頃

福井県や静岡県の以北、北海道まで分布する植物です。ただ、関東ではほぼシラカバの花粉は飛散しないものと思われます。

花粉症の検査方法

血液検査にて、スギやヒノキといった花粉のIgE抗体を測定し、診断します。
ハウスダストアレルギーによって結膜炎・鼻炎が引き起こされることもあるため、必要に応じてダニやペットの毛などのIgE抗体も調べます。

アレルギー検査「View39」にも対応

IgE抗体を調べられるアレルゲンの数は、現在200種類以上あります。
そのうち、よく見られる39項目について一度の血液検査で調べられるのが、View39です。あくまでスクリーニング検査という位置づけであり、確定診断のためには追加検査が必要になりますが、効率良く可能性の高いアレルゲンを絞るという意味でとても有効な検査と言えます。

アレルギー検査の対象39項目

吸入系
  • スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカバ
  • カモガヤ、ブタクサ、ヨモギ、オオアワガエリ
  • ヤケヒョウダニ
  • イヌ、ネコ
  • スズカビ、コウジカビ、カンジダ、マラセチア、ラテックス
  • ガ、ゴキブリ
食物系
  • 卵白、オボムコイド
  • 牛乳
  • 小麦
  • ピーナッツ、大豆、そば、ゴマ、米
  • エビ、カニ
  • キウイ、リンゴ、バナナ
  • マグロ、サバ、鮭
  • 牛肉、豚肉、鶏肉

花粉症の治療方法

花粉症の治療では、アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎の治療を行うことになります。
まず花粉への対策として、以下のような方法で、花粉との接触を避ける・生活環境から排除するということが必要になります。

  • 花粉の飛散時期が近付いたら、飛散予報をTV、インターネットなどで調べる
  • 花粉の飛散が多い日は外出を控える(飛散の少ない日に外での用事を済ませる)
  • 外出時にはマスク・眼鏡などを着用する
  • 帰宅時にはコートなどの上着を払ってから入室する(衣類、特に上着に花粉が付着しているため)
  • 帰宅後すぐ手洗い・うがいをする、理想的なのはすぐに服を脱いでお風呂に入る
  • 花粉の飛散が多い日の洗濯物・布団の日干しを控える、乾燥機を使う

これらに加え、以下のような薬物療法を行います。

内服薬:抗アレルギー薬

内服薬:抗アレルギー薬抗アレルギー薬を内服します。現在は、眠気の現れにくい抗アレルギー薬が主流となっています。
患者さんのライフスタイルに応じて適切な種類を選択します。

服用回数

1日1回内服するタイプ、1日2回内服するタイプがあります。
飲む時間帯も異なりますので、こちらもお仕事のご都合などを考慮して、薬のタイプを選択します。

副作用

抗アレルギー薬の代表的な副反応として、眠気が挙げられます。
車の運転をする方、工事現場・高所で働く方などは、この眠気に注意しなければなりません。
現在は、眠気がほとんど現れない、あるいはまったく現れないお薬もございます。

点鼻薬・目薬

点鼻薬・目薬薬物療法の中心は内服薬ですが、花粉の飛散が多い場合など症状が抑えられないことがあります。
そういった場合には、くしゃみ・鼻水・鼻づまりに対する点鼻薬(ステロイド)、目のかゆみに対する点眼薬(抗ヒスタミン薬)なども併用します。